大黒天立像
重要文化財 樟材 素地古色 像高 171.8cm 平安時代 観世音寺
大黒天は寺院を守り豊饒を司る神で、額にしわを刻み眉をひそめた忿怒(ふんぬ)の面相は、戦闘と福徳の神としての古式の姿を伝えています。体部の肉づけは穏やかで、衣文(えもん)も浅く薄く刻み、総じて神像をおもわせる簡素な彫り方ですが、その技量はみごとなものです。わが国に現存する大黒天像の中でももっとも古くすぐれた像です。
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