不空羂索観音立像
重要文化財 樟材 漆箔 像高 517.0cm 鎌倉時代 観世音寺
 左手に羂索(けんさく・輪縄)を持って迷いの海にある人々をもれなく救う観音とされています。頭上に十一面をいただいた理知的な顔立ち、空間を分かつように伸びた八本の手、写実的に表現された衣文(えもん)が印象的です。奈良時代からの塑像が壊れたため、1222(貞応元)年に木彫として再興されたもので、大正のはじめの解体修理のとき、胎内から旧像の残片と心木(しんぎ)、経巻が発見されました。

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